現金化行為による信用情報への影響は?それ以外のリスクも含めて解説
現金化を検討している際に、最も気になるのがリスクと信用情報への影響ではないでしょうか。
この記事では、現金化行為にまつわるリスクと信用情報への影響について解説します。
現金化におけるリスクと信用情報への影響は?
現金化行為におけるリスクとして最も懸念されるのが、信用情報への影響ではないでしょうか。
結論から言うと、状況によっては現金化により信用情報に悪影響が及ぶケースは存在します。
具体的にいうと、現金化行為によって利用規約違反が発覚したり、返済が滞ってしまった場合には信用情報への影響を覚悟しなければなりません。
また、それ以外にも自己破産等の信用に関わる場面でデメリットが生じる可能性もあります。
次の項目から、この2点について詳しく解説しましょう。
利用規約違反により退会処分となるケースがあり、信用情報にも影響が
現金化行為によって信用情報に影響が出るケースとして、利用規約違反の発覚により退会処分となってしまったことが原因という事例があります。
カード会社は利用規約によって現金化行為を禁じているので、もし現金化が発覚した場合には、利用停止措置と強制退会処分を受ける可能性が高いでしょう。
その際には、当然信用情報にも強制退会措置を受けた旨が記載されるので、結果的に現金化行為が信用情報に影響を及ぼしたということになります。
このようなリスクがあることは、しっかりと理解しておきましょう。
裁量免責が下りず、自己破産ができなくなるケースも
現金化行為が信用情報に影響を及ぼす事例に関連して、社会的な信用という意味では、将来的に債務整理の場面においても影響が出る可能性もあります。
具体的なケースとして、自己破産等を含めた債務整理を行う際には、裁判所からの裁量免責が必要です。
しかし、過去に現金化行為を行っていたことが発覚した場合は、この裁量免責が下りないことも多く、結果として債務整理を行うことができない状況に陥ってしまうというケースがあります。
これも、把握しておくべきリスクと言えるでしょう。
まとめ:現金化の際は、起こりうるリスクをしっかりと把握しておく
以上のように現金化行為にはリスクが伴い、ケースによっては信用情報に影響があることも考慮する必要があります。
この点をしっかりと把握した上で、検討を行うようにしましょう。